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【独学でTOPIK5級合格】試験対策で私がしたこと、しなかったこと。

 

こんにちは。

今日は、私がTOPIK5級に合格した時、どんな勉強をしたかを書いてみたいと思います。

先月初めてTOPIKⅡを受験したのですが、
勉強中、TOPIKⅡの範囲である3〜6級をお持ちの方が、どのくらい勉強されたのか、また、どんな勉強をされたのかが気になってました。

先輩方の経験談が気になるのって、きっとみんな共通ですよね?

初めてのTOPIKⅡを受けるにあたり私がしたことが、ほんの少しでも誰かの参考になればと思い、忘れない内に書き記したいと思います!

 


ちなみに……


「◯◯ヶ月で◯級取れる方法!」とか「これをすれば合格できる!!」とか、そんな大それたものじゃない、ただの私の記録です

特別記憶力が良いわけでも、語学力に秀でてるわけでも、ストイックに取り組むわけでもない普通の社会人が、無理なく勉強した、平凡な記録です。

 

 

 

 

私の韓国語勉強の歩み

 

まず、私の韓国語学習の歩みは、

2019年秋  独学で韓国語を勉強開始
2020年初冬 TOPIKⅠ受験→2級合格
       試験翌日にTOPIKⅡの勉強開始
2022年夏  TOPIKⅡ受験→5級合格

という感じなので、TOPIKⅡの準備期間は1年半くらいですが、一切勉強してない時期もかなりあったので、勉強してる時期だけでいうと10〜11ヶ月くらいだったと思います。




もともとの性格として、ストイックなことが苦手なタイプなので、勉強時間も勉強内容も、ほどほどでやってました。

基本の勉強時間は1日30〜60分くらい。

試験前の1ヶ月は、
朝60分(準備しながら)、お昼休み45分、通勤の移動中20分、夜60分のスケジュールで勉強してました。
合計で3時間くらいですね。
でも毎日は無理なので、勉強時間が1日1時間あるかないか、の日も結構ありました。

 

 

TOPIKに向けて私がしたこと・しなかったこと

 

私が試験に向けてしたこととしなかったことをまとめてみました。

 

したこと

①”できる韓国語中級”で基本の文型を覚える。
②問題集を解く
③作文53番の練習
You Tube視聴
⑤スキマ時間にアプリで過去問と解く

 
しなかったこと

 ①単語帳で単語を覚える
 ②作文51、52、54番対策内容

 

それぞれを詳しく書いていきたいと思います!

 

 

①まずは”でき韓”で基本の文型をさらっと覚える。

私がTOPIKの2級を取り、まず最初に始めたことは、超有名『できる韓国語』で主要な文型をなんとなく覚えること。

中級Ⅰの7割程度の文型のイメージが、なんとなくわかるかな〜程度で次のステップに移りました。完璧に覚えるに越したことはないんですが、ある程度イメージがついたらあとは問題集をひたすらする方が性に合ってたからです。
問題集やってて分からなければ、その時に調べたら良いだけなので。
(中級Ⅱも一応持ってますが、ほとんど使ってないです)

 

 

②ひたすら問題集を解く!


私は飽き性で同じ問題を何回もしたくなかったので、一周解いたらまた違う問題集、という感じでいろんな問題集を一周ずつ解きました。
書店ではTOPIK1の書籍は豊富でも、TOPIK2になると一気に数が減ることが多いので、Amazonで買うことが多かったです。
使ったのはこの辺の問題集です。

  

 

 

下2冊は作文対策用です。

 

問題集を解くときは、問題文、回答共にノートに書き写してました。時間はかかりますが、ハングルを書くのが好きなので苦にはならなかったです。
問題文や回答をしっかり手書きすることで、単語や文型も自然と覚えていきました。あと、

あと、分からない言葉は都度調べました! 調べた言葉は韓国語の上に小さく訳を書いて、「ふ〜ん」くらいで次に進みます。この時しっかり覚えてなくても、また違う時に調べて「くっ、この前のやつだー!」となり、2回目で覚えてなくても3回目になると「またこれか」といつの間にか覚えてました。あまり深堀りせず、追いかけすぎず、なんとなくで回数こなす方が私には合っていたようです。

 

 

③TOPIK2初心者にこそオススメしたい、53番。

これに関しては声を、いや特大にしてお伝えしたいことがあります。

作文はなんか難しそうだし、作文は捨てて読解と聞き取りで頑張ろう」と思ってる方、実は結構いますよね…?

私も最初そうでした。でも、

めっちゃくちゃ!ほんとにめちゃくちゃもったいないです!!

53番、対策しないなんてもったいない!
実は難易度高くないんです。そしてとっっっっっても効率的に手堅く点数が取れるんです。

 

53番のいい所

・配点が難易度の割に30点と高い!
・定型文を幾つかか覚えたら、ある程度どんな問題でも対応できる!


と良い事づくしなんです。

正直、他の問題って、どんな問題が来るかわからないし範囲は無限大。いくら対策したとしても、当日全然分からない単語が出てきて答えられない…ってこと、全然ありますよね?


でも53番は、ほとんど毎回型通りの問題なので、対策したらしっかりその分点数が取れます。

「200〜300文字なんて書けない…」と思うかもしれませんが、書ける書ける! 余裕で書ける!
だってそのうちの殆どは表を抜き出せばいいんです。
なので自分自身で考えるのはほんの少し。そのほんの少しの部分を覚えたら良いので、本当に効率的に点数を取ることが出来る問題なんです。対策したのに本番全然だめだった〜!ってことがほぼありません。

 

 

 

④感謝感謝のソンベンニムたち…You Tube視聴

You Tubeには本当に沢山の韓国語に関する動画がありますよね。
やっぱり合う合わないがあるので、自分に合う動画を見つけるのが一番!

私も沢山チェックして、自分に合う先生を2人見つけることが出来ました。

まず一人目は、サイ先生


日本在住の韓国人の先生です。明るい人柄と柔らかい物腰が素敵な先生。
そして日本語のネイティブぶりが本当にすごい…!! さらにTOEICで満点を取ったこともあるとのことで。
一定数、語学力に特化してる方っているじゃないですか、サイ先生は本当にそうなんだろうな〜と感じます。

私は490円のメンバーシップに入って、「サイ語学堂3級」という動画シリーズを見てました。レベルとしてはTOPIK3〜4級くらいな感じだと思います。とても勉強になりましたよ。

 

がっつり試験対策というよりも、実際にその時に話題になっていることを例文に取り入れていたり、教科書には乗っていない生きた韓国語も教えてくださるので、バランスが取れたとても良い動画たちだと思います。




そしてもう一人は、イムジュン先生
韓国の大学で韓国語を教えてらっしゃる先生です。


こちらは、動画内オール韓国語!
そして試験特化型!という感じです。

韓国語で韓国語を教えるってどんなかんじなんだろう? 分かるのかな? と思っていたんですが...

イムジュン先生、ま〜分かりやすい!!! 本当に分かりやすいです。

難しい単語や表現も、やさしい韓国語でしっかり分かるように説明できちゃうすごい先生。何その国語力…!!
動画内、無駄な時間が一切なく、話すテンポもいいので、短時間で無駄なく学習できます。
何より、本っ当に教えるのが好きなんだろうな〜〜〜と伝わってくる感じが凄くよかったです。

過去問の説明もかなりの本数してくださってるので、ここはこういうふうに考えたら良いんだ、この問題のときはここに注目したら良いんだ、というような、試験を受ける上でのコツ的なところが凄く為になりました。

53番の解説動画も、繰り返し何度も見て勉強しました〜!
ありがとう、イムジュン先生。
お金が払えるもんなら払いたい、でも払うすべがない、でも払いたい、というジレンマの末、韓国の電子書籍サイトでイムジュン先生の本を買いました。ありがとうイムジュン先生。

何度でもいいます。

 

ありがとうイムジュン先生。

 

 

 


④スキマ時間を有効活用! アプリで手軽に過去問を。

試験2ヶ月前くらいからものすごく使いに使い倒したアプリがありました。

そのアプリがこれ↓

TOPIK - 한국어능력시험

TOPIK - 한국어능력시험

  • Khov EA Hang
  • 教育
  • 無料

apps.apple.com



TOPIKの過去問が解けるアプリなんですが、スキマ時間に過去問をするのにぴったりでした。
全問解いてからじゃなく、1問ごとに正解・不正解をチェックしてくれるので、バス・電車の待ち時間に数問だけ、乗ってる間に数問だけ、というふうに、区切りながら過去問を解くのに重宝しました。
このアプリ本当におすすめなので、追い込み時期にはぜひ使ってみてください。




そしてここからは逆に、”しなかったこと”です。

 

 

❶なくてもどうにかなった、単語帳

もちろん単語も完璧に越したことはないんです……が、
私は単語をメインに勉強しても意味と単語がなかなか繋がらなかったので、単語帳での勉強はしませんでした。
というか、単語の勉強になかなか楽しさを見いだせず、後回しに後回しを繰り返した結果、単語をメインでの勉強はしないまま試験当日…といった感じです。

結果、5級まではどうにかなりました。(今後は分からない

 

 

 

❷予測がつかない51・52番、まだ早いと感じた54番。

53番と違い、正直対策のしようがない51-52番
一応書き方の形式だけさらっと確認して、対策はしませんでした。

54番は、単純にTOPIK2を初めて受ける自分にはまだ早すぎると感じ、初めから捨てました。今の自分のレベルだと、54番対策に時間を割くより、他の対策に時間を使ったほうが堅実かなと。


なんとなく作文は、

3級→52番まで
4級→53番まで
5級・6級→54番まで

みたいなイメージがありました。

7月の試験では3級、あわよくば4級合格を目指していたので、54番は捨てても大丈夫だろうという判断でもありました。

5級以上を目指す時には必須になってくるイメージだったので、そのときしっかり取り組もう。という計画でした。(多分他の方も同じような認識のはず


今回は驚いたことに、運良く5級に受かっていたので、
54番書かなくても5級受かるんだぁ……と、とてもびっくりしました。
ぎりぎり5級なだけなので、ほんとに運ですけどね。

試験日一番後ろの席だったので、回収中の解答用紙が見えたのですが、54番を記入している人は10人に2〜3人程度でした。更に最後まで埋めてる人でいうと、1〜2人くらい。想像よりも少なかった…!!ほとんどの人はきれいな白紙でした。

54番を書いている人がかっこよくてかっこよくて、羨望の眼差しで見ちゃいました。次は私も書けるようになりたい……!!

 




以上が、初めてTOPIKⅡを受けるにあたり、私がしたこと、しなかったことです。


勉強以外でいうと、基本毎日何かしらの韓国ドラマやバライティは見てました。でも勉強として見る! という感じではなく、普通に娯楽の1つとして見る感じ。

それでも毎日欠かさず韓国語に聞くこと、ネイティブの話すスピードになれることができるので、少しは意味があるのでは…と思います。
音楽もほぼ韓国のものしか聴かないので、勉強をしない日はあっても、韓国語に触れない日はなかったです。


韓国語が聞こえる耳を作る”って大事だと思うので、勉強だけじゃなく、楽しみの1つとしてなるべく韓国語と触れ合う機会を増やせると良いのかな〜と思います。



私自身、本当にまだまだわからないことが沢山あるので、これからも学び続けないといけないと本当に思います。

韓国ドラマを見ていても、字幕無しで見れるレベルにはまだまだほど遠いので…

また、私はTOPIKの勉強・検定は趣味として(娯楽の1つとして?)しているのですが、TOPIKの級数と、喋れる・喋れないは全くの別物だと思います。

私は話す力が極端に低いので、早く韓国に気軽に行けるようになって、現地の方と韓国語で話してみたいです。ゆくゆくは何ヶ月か留学もしてみたい……。

とりあえずは、来年中に6級取得を目指しTOPIKの勉強をしながら、いつかまた渡韓出来るようになったときのために、話す練習もしていきたいと思います。語学に終わりはないので。

10月の試験も申し込んでるのですが、10月の目標は「20点点数を上げること」です。
10月試験の方、一緒に頑張りましょうね〜!



では!